子どもたちの成長と発達には、日常の学校活動だけでなく、長期宿泊自然体験学習が大いに貢献します。
自然の素晴らしさは、子どもにとって無限の学びと驚きが待っています。小学生や中学生の子どもたちに自然学習の機会を提供することは、彼らの好奇心を刺激し、環境への関心を育む素晴らしい方法です。
武蔵野市では、小学生と中学生を対象に「セカンドスクール」を実施しています。この記事では、武蔵野市のセカンドスクールの全容について説明します。
セカンドスクールとは?
武蔵野市立の全小中学校18校で行われている長期宿泊体験学習。市立小中学校に在籍する小学校5年生と中学校1年生が参加し、自然に恵まれた農山漁村で長期滞在をし、自然体験、農作業、共同生活、郷土食や伝統食作りなどの体験学習を行う行事。また、セカンドスクールをより効果的に行う為に小学4年生は短期宿泊のプレセカンドスクールを実施している。
実施期間:小学5年生 5泊6日
中学1年生 4泊5日
小学4年生(プレセカンドスクール) 2泊3日
実施地:長野県飯山市戸狩、長野県北安雲野町白馬村、新潟県十日町市、新潟県南魚沼市、山梨県山中湖村、群馬県利根郡みなかみ町 等
セカンドスクールの内容
・農業体験
⇒田植え、稲刈り、脱穀体験、野菜収穫 等
・林業体験
⇒薪割り・丸太割り体験 等
・自然体験
⇒トレッキング、登山、魚釣り、天体観察、生物観察 等
・文化体験
⇒郷土食作り、伝統工芸品体験、そば打ち体験、座禅体験 等
・社会科見学
⇒博物館見学、ダム見学、カントリーエレベーター見学 等
セカンドスクールの目的
・インターネットやゲームの普及が進む中で、人や自然と直接触れ合うことの大切さを知る。
・自然の中での体験を通して、普段の学校生活では感じることのできない知的好奇心や探求心が培われる。
・小グループに分かれた長期の宿泊体験を通じて、集団生活における自主性や協調性を育む。
・現地の方々との交流体験を通じて、自らが住む街との文化の違いについて理解を深める。
長期宿泊体験学習(セカンドスクール)は、子供たちにとって生涯の貴重な経験です。自己発見、アウトドアスキル、チームワーク、自然との接触、革新的な学習、個別の成長など、数々のメリットが詰まっています。
セカンドスクールを取り入れている武蔵野市で子育てをしてみてはいかがでしょうか。